元ヒーラーの覚え書き的な日記

ヒーリング、スピリチュアル、代替医療、ホメオパシー、などを、忘れないうちに綴ってます

闘う@女神たち

古事記は、わが国の創世記の神話なんだけど、

この神話体系の最高神が天照大神という太陽神で女神である。

この女神さまは、普段は、機織をしてはたらいておられる。

「ほかの神々はどうしているのかな」

と機織小屋からでると、それぞれ神々ははたらいていた。

日本では、神々もはたらくのだ。

日本と天皇家の原風景である。

かの王朝は、如何なる時代においても、

学問の研鑽や文化の継承の維持のために励み、

たくさんの祭祀をはじめ、日々お働きになっておられる。

労働=美徳 の国柄は太古から続いて今に至る。

だから@国が滅びないんだよ

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一方、欧州文化の根源ギリシア神話の神様達は遊んでいる。

狩猟をしたり、宴会を開いたり、円盤を投げたりして遊んでいる。

そして主に恋愛をしている。

欧州や、欧州王族の原風景である。

あまりにお行儀がわるいことをすると、

最高神ゼウスの怒りを買い罰として、

太陽神アポロンが羊飼いをさせたり、

英雄ヘラクレスが女装して、人間の女王につかえてはたらくように

最高神ゼウスに罰ゲームを命じられることもある。

労働=罰 というわけだ。

この中で、粛々と機をおる女神がいる。

パラス・アテネ

この女神は母がいない。

父の頭部から生まれた知恵と戦いの女神だ。

同じく、機を織る女神の、

日本の天照大神もまた、戦う女神でもある。

こちらも、母はいない。

父神が、川で身を清めたときに右目から生まれた。

太陽神の誕生である。

父神の左目からは、月読命が生まれた。

月の神である。

父神の鼻からは、弟神のスサノヲが生まれた。

海原の神の誕生である。

この母のない、父から生まれた三柱の神は、三貴神といわれている。

このあたりが、半島や大陸などの周囲の国の神話との違いである。

最高神が女神であり、太陽神というのは、他に類似しない。

わが国が、半島や大陸と同一民族でないことの証拠だとおもうよ。

天照大神は、スサノヲの弟神と天地を揺るがす大喧嘩をして争った。

つまるところ、天照がわの誤解だったんだけど、

鎧に身を固め、長い髪を左右に振り分けにして結い、

完全武装して抗争を覚悟されたのだ。

スサノヲは、海原の神にして、暴風の神であり、

牛と合一されている荒々しい男神だ。

牛頭天王ともいわれ、頭部が牛の姿で祭られることもある。

海の神なので行動範囲が広いらしく朝鮮半島にもいったらしいけど、

上陸後、すぐに、「こんな国、いらん」

などとのたまい、すぐに帰ってきている。

この神は、ギリシアの海の神ポセイドンと似ている。

ポセイドンも、海の神であり、台風の神であり、

牛と合一視されていて、

そして、機を織る女神と争った。

こちらの争いは、ある街の所有をめぐる争いで、

ゼウスが判定人となり、

「人間にとって有益なものをつくったほうに」この街をあたえると宣言した。

アテナはオリーブを、ポセイドンは馬をだし、

ゼウスはアテナに軍配を上げ、街はアテナのものになった。

ギリシアの、アテネがそれであるらしい。

一部の学者さんの中では、アテナ=天照、ポセイドン=スサノヲ

を同じルーツとして扱う人もいるそうな。

人類の集合意識のなかでは同一つなのかもね。

天照とスサノヲの争いは、結局、天の安川で誓約(うけい)を行い和解した。

誓約の証として子どもを作っている。

作り方が神らしい。

スサノヲの剣を、天照が噛み砕き吐き出したら3人の女神が生まれた。

天照の翡翠の勾玉を、スサノヲを噛み砕き吐き出したら5人の男神が生まれた。

普通は、三女神が天照の子、五男神がスサノヲの子だと思うのだけど、

自分の勾玉から生まれたのだから5人の男神は私の子、

スサノヲの剣から生まれたのだから3人の女神はスサノヲの子、

という、ちょっと、無理のあるかもしれない主張を、

天照が行い、それに対して、

「そうですね、喜ばしいですね」 

といい、スサノヲは不利な条件を呑むのである。

女性優位なんだよね。古事記って。

ギリシアも、ゼウスは恐妻家だし、

男神は全般的に美しい女神や人間の女性にめっぽう弱い。

多神教って、そうなのかもね。

でも、その後、スサノヲの乱暴から、

天照の引きこもり=天の岩戸開きに発展する。

今度は、戦うより、引きこもることを選んだのだ。

こういう戦い方もあるんだな。

女神の知恵なんだろうな。